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コダックってあれからどうなったんだろう?
商品なんかはもう製造しないんだよね? 結構いいもの作っていたのになぁ… デジタルなんかのパテント売ってどうにかなるのか デジタルは同じマシン同じプリンターで処理すればほぼ同じプリント結果が得られる だけどあのAPSは失敗だった。 それこそはじめは「どこでもキレイに仕上がります」ってのがうたい文句だったけど ふたを開けてみたら間違いだった。 そりゃそうだよね。 それぞれ店の主人が自分の好みで色をいじってんだから。 ましてや毎日変わる処理液のコンディションとロットで異なるペーパー乳剤。 同じ結果を得られるわけがないのだ。 それでも110なんかはヒットした方だろうか。 ディスクフィルムはダメだった。 あれなんかはいかにもアメリカらしいって言うか 写真屋の出口にあるゴミ箱にネガを捨てて帰る、そんな文化の匂いって言うか。 新しいモン好き。 「俺発案者!俺ナンバー1」的と言うか。 やっぱり安いもの作りすぎたんだろうね。 ニコンFが発売されて、そのあとキャノンがFtbなんかを発売したけどそれには追いつけなかった。 一眼は勝負できないと判断したのかキャノンは大衆カメラにシフト。 キャノネットシリーズが大当たり。 それを見てニコンもオート35なんか作ったりしたけどイマイチふるわず。 ニコンF2はソコソコ売れたんです。 でもね買ったのは初代Fの買い替え組。 Fが欲しかった人は半分も手をださなっかんじゃないのかな? ボディーをね耳に当ててシャッターきると買う気が失せたの。 ミラーショック音がボディー内で響くわけ。 Fのような、鋭いナイフで一瞬を切り取ったような満足感を得られない造りだった。 それとニッコール売る為のニコレックスなんかは全然ダメだった。 マミヤなんかに作らせてね。 そのあとニコマートに名前変えたけどそれでもダメ。 解ってないんだね、「nikon」が欲しかったんだよね。大衆は。 「nikomart」じゃダメなんだよ。 そのあとF3でいくらか良くなったけどもう既に遅し。 次のF4なんて外装プラだもんね。 F5なんかは元とれてないでしょ。 F6は意地だね。最初のロット売りさばくのもまだじゃない? 時代に流されずに高級機だけ作ってりゃハッセルみたいなブランド力が付いたかもしれないのに。 安いもん作ったっていえば、昔、カメラショー行くとアーガスだとかミランダだとかで「連続シャッターは禁止です」とか「スローシャッターはおやめください」なんて注意されたの。 それは当時は安いカメラを作ろうとすると小さなネジなんかは精度の甘いモノしか使えなかったから100回ぐらい連続で切るとカメラが壊れたんだよね。スローシャッターに至っては毎回スピードが違うから造りがイイカゲンなのがわかっちゃう。 だからニコンなんかは売る時に15分の1以下のシャッターを客に聴かせるとすぐに買ってくれたわけ。 ペトリも同じようだったけど、角張っていて少しニコンに似てたってだけで売れた。 アサヒはね、安すぎて「値引きするな」ってメーカーからお達しがあったんだよね。 でも値引きして売っちゃった。 バンバン売れたよ。あんまり安いもんだから使いもしない望遠から広角レンズまで買ってくれてさぁ、バッグなんかも純正のを抱き合わせて売っちゃってな。 帰るときボディに「これでもかっ」って程長い望遠着けてそれを首に掛けてうれしそうに客が店を出てくんだよ。 でもあんまり安く沢山売ってしまったもんだから、アサヒの社長から呼び出しくらって社長室でヒドく怒られたよ。 マミヤも35ミリ作って失敗したもんな。 まぁイギリスだとかイタリアの?町並みみたいに古いものを丁寧に使い続けたり、生かし続けたり。 そう言うのとかドイツみたいに研究に研究を重ねてモノを作るとか、その辺も取り入れながら日本もくれば良かったんだよね。 ヨーロッパが全て良いって訳じゃないけどさ。 今の日本の製品はいかにもアメリカと中国の間で作ってますって感じだよね。 町並みもさ。
by BELLPHOTO
| 2012-02-25 17:24
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