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機材全体のコストを考えることは普段から重要なことだけど、中でも車は身の安全と積載量とコストが絡みなかなか悩ましいもの。で今回、来年以降のことを相談に乗ってもらったディーラーに勧められ日産「LEAF」と2週間過ごす機会を得た。 モニター車は日産LEAF、グレードは「G」30kWh。本革ステアリング・シート、LEDヘッドランプ、SRSサイドエアバッグ、BOSE製スピーカーなど豪華な装備が標準で付いている。 車のインプレッションは専門誌の方がうまいだろうから、ここではあくまでフォトグラファー目線で書いていくことにする。 シートは前後席ともにヒーター付きで都心部ではエアコンは要らないほど。ついでにステアリングヒーターも内臓で運転者も凍えるような日の運転も辛くない。これは冬場のロケなど手がかじかんだままカメラを握ることも無くなるのでありがたい。また時間調整などで車内待機している時も走行用バッテリーではないサブバッテリーから給電をされるのでバッテリー上がりの心配もない。万が一サブバッテリーが尽きたとしてもメインバッテリーから充電されるので大丈夫。さらにガソリン車のようなアイドリングがないため住宅街での待機も騒音を気にしなくて良い。 このサブバッテリーは1日に5分間だけメインバッテリーから充電を受ける。また日中はルーフスポイラーに設けられたソーラーパネルから充電される。なのでサブバッテリーについては何ら心配することはないと思う。 この車テレビも観られるし座席はゆったりで家にいるより居心地がいいぐらいだった。 一方メインバッテリー、走行用のバッテリーだけど、今回は30kWhのバッテリーのモデルで100%充電されれば額面上280キロ走行可能となる。うちはマンション住まいでまだ充電設備もないし、今回はモニターなので全国の日産のお店にある急速充電器の利用に限られた。この急速充電器は使用時間が30分に限られバッテリーが満たされなくても30分で区切られてしまう。でもそのあと利用者がいなければ引き続き充電を続ければ良いのだろう。 急速充電ではおよそ90%までしか充電ができない。残りの10%は100vの充電器でしか満たせないのだ。実はこの10%がくせ者で、バッテリーが100%だと280キロ、90%だと200キロと航続可能距離が著しく短くなること。これは機動戦士ガンダムでジ・オングに乗り込むシャア・アズナブルに整備兵が伝えた「現状で完成度80%ですが性能的には問題ない」というのを思い出した。90%の充電率では性能的には70%ぐらいしか発揮できないわけだ。 日々撮影で東西南北様々な距離を走る僕たちは例えば「今日は山形、明日は横浜、明後日は秩父」なんてこともあるから、航続可能距離を考えて30分かかる充電の時間を1日のうちでどこで取るかが問題になる。 そしてさらに高速走行で気づいたのだけど、街中のみ走っている時の電費は7.2km/kwhで高速に入った途端に6.4まで落ちた。これはブレーキ回生エネルギ−がないためで高速道路ではほぼ減速しない走行なのが原因だ。よって長距離のドライブ計画を立てるときは充電スポットの確認を怠ってはならない。ナビや優しい声のオペレーターもすぐにオンラインで対応してくれるが心づもりしておくことは重要だと思う。何せ撮影は準備の段階で9割がた決まってしまうのだから。 撮影後帰る道すがら充電急速充電器に寄れば、充電の最中は写真のセレクトや撮影中に取れなかった電話・メール返信などに充てるなど。日産のお店での充電ならばトイレも借りられる。 取材モノならば何ら問題ない容量だけど尺の長いものや大型ストロボ、バック材などは積むのが難しかった。後席は前に倒しても荷室はフラットにならないので積みにくいことも気になる。僕の場合は通常スペアの機材も積むので現場搬入時には機材を入れ替えたりすることもあるから、スペースに余裕のない荷室は使いづらかった。 コスト的なこと 今回の車グレード「G」は車両本体は4,018,680円。機材車にしては高すぎる。しかし国からの補助金が最高で33万円有り、それぞれかかる各種税金が5年間無税、さらに旅ホーダイキャンペーンがあるので充電代は2年間無料、そのあとも月額2,000円で全国どこでも急速充電し放題。自宅に充電器がなくても外で充電できればランニングコストとしては合格ではないだろうか。しかし先々の問題としてバッテリーの劣化度が気になるところ。カメラのバッテリー同様、何年も新品同様の性能を発揮するはずがない。これは中古取引価格を見ても明らかだ。 経費的なことを考えるとあまりコスが掛からなさすぎるのも気になる。車は償却期間が5年なので、その辺りは想定総走行距離から算出してみる必要がある。 まとめ 都心部での撮影依頼には問題なく使える車だと思う。 エンジンアイドリングがないので住宅街では静かに機材を搬出入可能。 高速走行は意外と不得手。 荷室は機材が積みにくいけど量的には問題はない感じ。 数年先までのランニングコストは良好だけど、車両本体は高い。 結論、僕の使い方では足りないことが多すぎる。 以上が2週間走ってみた感想です。 ・
by BELLPHOTO
| 2017-03-05 14:47
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