兄弟ってどんなもの?って時々ミワちゃんに聞かれる。
けども特別普段意識しないし、男同士だしランチするわけでもないし「別に…」って感じに答えてた。
去年、清治(義父)さんは弟を亡くした。それからの清治さんは体調も良くないようだったし元気も無い。会話もちぐはぐでどうしようもなかった。このままどうにかなってしまうのでは?と不安も抱いた。今は徐々に回復しているようだから一安心。
昨日幸司(弟)が左足を30針縫う大けがをした。
その知らせは撮影に向う車中で連絡を受けたのだけどもその瞬間に自分の足がスッと消えたような感覚があった。
幸司は高校生のときアルバイト中に調理器具で指先を縫う怪我をしたことがあって、やっぱりその知らせを聞いた時もスッと自分の指が消えてしまったような感覚がしたのを覚えてる。
それって自分がただの弱虫なのかなとおもっていた。
けども、いま去年の清治さんを思い出してみると
兄弟の身に何かがおこったときに自分の身に喪失感を覚える。
とゆうことは兄弟の命が絶えたと言うならば多分あのときの清治さんはこころにポッカリ穴が空いてしまったんだろう。
兄弟って一心同体なんだろうか?